弊社実績抜粋

札幌市消防局バーチャルスクール


<札幌市消防局バーチャルスクール 公式ページ>
私たちが担当したのは札幌市消防局のためのバーチャルスクールの制作です。企画構成からポータルサイトの制作、撮影、編集、そしてVTuberディレクションまでを全面的に担当しました。

このプロジェクトは、40本以上の消防と防火防災に関する動画、5本のインタラクティブ動画コンテンツ、そして5本のVR動画を制作しました。また、防火ロイド「かさいまもり」キャラクターとその動作デバイス一式も制作しました。

このプロジェクトは、全体で約半年の期間を要しました。VR技術やインタラクティブ技術を駆使した動画コンテンツの制作を通じて、新しい形の防火防災教育の可能性を追求しました。

また、バーチャルユーチューバーの導入は企業広報に新たな可能性をもたらしました。実担当者が異動になってもブランドを維持し続けられるというメリットは、先端技術を活用した実用例として評価を受けました。

今回のプロジェクトにより、私たちは一般公開可能な札幌市消防局バーチャルスクールのポータルサイトを制作し、多くの人々が消防や防火防災について学べるような環境を提供できました。これらの実績は、今後の教育分野や広報活動への新たな取り組みへの布石となると確信しております。

アイヌ文化関連施設のバーチャルガイド制作

<アイヌミュージアムバーチャルガイド 公式ページ>
クライアント: 北海道環境生活部アイヌ政策推進局アイヌ政策課

私たちは、北海道内の50箇所を越えるアイヌ文化関連施設の周辺および内部について、360度カメラを使用したバーチャルガイドを制作しました。プロジェクトは現地調査から撮影、編集までを含む作業工程を4か月という短い期間で完了しました。

このプロジェクトは、コンパクトな社内体制の柔軟性と高度な制作技術を活用して成功に導きました。すべての施設を訪問し、撮影するという大規模な調査を、限られた時間内に実施しました。

その成果は、北海道歴史文化ポータルサイト「あかれんが」のアイヌミュージアムバーチャルガイドに掲載され、多くの人々がアイヌ文化の施設を自由に探索できるようになりました。

このプロジェクトを通じて、私たちはアイヌ文化に深く触れ、北海道への愛着を深めました。さらに、社会貢献の重要性を強く認識し、次のプロジェクトに向けた意欲も高まりました。

私たちはこれからも、地域と文化に深く対話し、視覚的なストーリーテリングを通じてその魅力を伝えることを目指しています。

大規模イベントのライブ配信

弊社は公益社団法人日本青年会議所の全国大会札幌大会として毎年開催される大規模イベントのライブ配信を担当しました。複数カメラのスイッチングや会場スクリーンへの投影と同時に、インターネット上にも配信を行うという技術的な挑戦を成功させました。視聴者数は1万人単位でした。

【顧客】
顧客は公益社団法人日本青年会議所の全国大会札幌大会です。

【概要】
複数カメラのスイッチング、会場スクリーンへの投影とオンラインへの配信を同時に実施しました。ビデオのインサートや現地ファンクションを含め、現地会場から全国各地をインターネットで繋ぎ、会場とのやりとりも合わせて配信しました。

【特記事項】
このプロジェクトでは、大規模なイベント配信の経験を積むことができました。それは弊社の能力を高めるとともに、今後の大規模なイベント配信にも対応可能であることを示しています。また、1万人単位の視聴者数を得られたことは、弊社の配信技術の信頼性と効果を証明しています。

【その他のポイント】
このプロジェクトでは、ライブ配信の技術を駆使して会場の雰囲気をそのままオンラインに伝えることを重視しました。その結果、物理的に会場にいられない視聴者でも、会場の雰囲気を直接体感できるようになりました。また、多数のカメラを用いたスイッチング技術やインサートビデオの使用など、多角的な視点からの配信を実現しました。これにより、よりリッチな視覚体験を提供できました。

フル3DCGで制作した工事現場のVRコンテンツ


弊社は建設会社からの依頼で、大規模砂防ダム建設工事の工事現場をフル3DCGで再現し、VRコンテンツとして閲覧できるシステムを制作しました。工事図面やドローンによる映像を基に、現場担当者と協議を重ね、リアルに現場状況を反映した3DCGを構築しました。

【顧客】
顧客は建設会社で、利用方法としては、現場に入る作業員の教育用、周辺住民への説明用、担当行政への報告用となりました。

【自社の担当業務】
企画構成、映像制作、ディレクションの全てを弊社が担当しました。特に3DCG部分については海外クリエイターと連携し、一度も現場に入らずに細部まで再現を実現しました。

【納品物】
納品物はVRコンテンツと体験機器です。

【特記事項】
開発期間はおよそ6ヶ月で、その後リリース後は大きな話題となり、業界新聞等でも特集されました。このプロジェクトは、これまで実写中心だった弊社のVR事業領域をCGクリエイト分野にも広げ、弊社にとって大きな自信となりました。

【その他のポイント】
このプロジェクトでは、現場状況の再現性を重視しました。現場に足を運ばなくても、現場の状況を理解し、安全に作業を進められるようなVRコンテンツの制作を目指しました。また、現場の状況を周辺住民や行政に伝える手段としても利用でき、透明性の確保に寄与しました。そして、制作過程で海外クリエイターとの連携を図りながら新たな領域への挑戦を行い、弊社の成長に繋がりました。